凱旋門賞 The Grey Gatsb

凱旋門賞

The Grey Gatsby 3歳牡馬
調教師 K.ライアン
馬主 F.ジレスビー
勝ち鞍 仏ダービー
英国所属で英ダービートライアルのダンテS
を勝つも、騎手がロンシャン競馬場の馬場
適性があるとの助言があり、仏ダービーに
出走。Treveの持つコースレコードにこそ
及ばなかったが仏ダービー短縮後のレース
レコードを更新。
良馬場の同競馬場に対する適性の高さを
見せた。続くパリ大賞典ではPrince Gibraltar
に次ぐ２番人気に押されるも馬場に泣かされ
6着に敗れた。
父のMastercraftsmanはマイルを主体に
活躍した馬。
母父はentrepreneurと英2000ギニーなどを
勝ち鞍としたマイラー。
基本的に距離不安はあり、緩い馬場にも
不安。凱旋門賞に一次登録がないため、
高額な二次登録を払ってまで出走させるかは
不明。

Bracelet 3歳牝馬
調教師 A.オブライエン
馬主 クールモアグループ
勝ち鞍 愛オークス
愛オークスはクビ差と僅差の勝利だが時計自体
は優秀。英オークス2着のTarfashaも特に不利
もないため調子が問題なかったのならぱ完全な
力負け。Montjeu産駒ということもあり、
Australiaよりも凱旋門賞向きかもしれない。
次走はまだ不明だがヨークシャーオークスに
出走し、Taghrooda相手に好走するならば 、
面白い存在となる。

ハープスター 3歳牝馬
調教師 松田 博資
馬主 キャロットクラブ
勝ち鞍 桜花賞
日本馬なので説明不要の存在か。
ただ、ディープ産駒ということもあり、
欧州馬場適性を疑問視されている傾向が
あるが、首が高く、ピッチ走法のこの馬は
今回参戦予定の日本馬の中では一番走り方は
欧州向き。
今までの日本馬は日本長距離馬に多いストライド
が大きい馬が多く、走り方が向いていない
ことが多い。ただし、ピッチ走法の馬は
日本では短距離〜中距離に多いため凱旋門賞の
距離不安は伴うことが多いがそこは斤量差を
上手く利用するしかないだろう。
そういう点では距離も問題なく、走り方も
ピッチ走法のオルフェは3歳に出走していたら
Danedream相手でもいい勝負してと思うのだが。
正直、オルフェという馬で凱旋門賞制覇が
出来なかった以上は3歳馬などで挑戦していく
奇策(欧州では正攻法)で行くしかないと
思う。そういう点で札幌記念である程度の
結果を出して、挑戦してもらいたい。