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2015/06/10 12:55

遅ればせながら

藤田騎手の「騎手の一分」を読んだ。若くして功成り名を遂げた彼のプライドを思うとき、その主張はまったくそのとおりと思うし、痛くシンパシーを感じる。確かに、腕だけ見れば一部の外国人騎手や地方騎手がJRA生え抜きの騎手より上回っていることは素人目にも明らか。ただ、それでいいのかということ。JRAは初夏に毎年競馬学校新入生募集を割と盛んに宣伝していながら、多くの騎手は功成らずして辞めていく。ルールを作りうるのはJRAであって、このような体たらくを招いた責任はあげてJRAにあるのは間違いない。要するに、役人でもなく民間でもない、それでいながら特権階級にあるお気楽なJRA職員がどれだけこのような現状に問題意識を持っているかということ。確かに世界の競馬の中で日本馬が活躍するようになったし、それはそれでうれしいが、なにかもっと大事なものとトレードオフになっているのではないのか。藤田騎手のような骨のある騎手がいなくなると確かにつまらない。

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