JRAのCM

でこの頃では出色の出来の「夢の第11レース」がある。現在の競馬ファンだけでなく、80年代以降の往年のファンにも熱い思いを甦らせる。必ずしも殿堂馬に限られず、近年の歴史的名牝3頭が入り若干均衡を失している、あるいは同時代である程度の勝負付けが済んだ関係性も入っているきらいもあるが、大方の納得が行く選抜ではあると思う。セピア色がかった映像がよい。余計なタレントや歌がないのがよい。競馬それ自体に価値があるというフリークの観点だけでなく、人生とオーバーラップする時代の馬という観点で作っていることが奥行きを増している。圧巻は最後の直線の合成映像だろう。このメンバーが戦うに相応しいのはやはり府中芝であり、距離は不明もそこが舞台となっている。あと、アグネスタキオンが入っているのが選抜者の目が高いところだと思う。DIと並ぶSS産駒のツートップだったと思う。JRAにはこのCMをブルーレイにして有馬記念ファン投票の賞品にしてほしいくらいだ。さて、このレースについての自分の印は次のとおり。
◎　8　オグリキャップ
○　14　DI
▲　9　エルコンドルパサー
△　7　アグネスタキオン