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2016/05/11 10:55
唐突にハーツクライのことを書いてみる
自分が競馬を本格的に追い始めたのは、ハーツクライのジャパンカップ(四歳時)を見たことがきっかけです。結果としてはアルカセットのハナ差二着に敗れたレースですが、あの激烈な末脚は見るものを惹きつけるに十分でしたね。自分的にはディープインパクトの菊花賞より遥かに印象に残りました。
その後、そのディープを有馬で破りハーツは一躍名馬への道を歩み始めましたが、今でもハーツ最高のレースは四歳のジャパンカップだと思っています。ハーツ産駒はジャスタウェイに見られるように、ここぞの時の末脚の爆発力に特徴があると思っていますが、その片鱗がこのレースに垣間見える気がします。
ハーツは有馬以降追込を封印して先行策を取るようになりますが、これは有馬で単純なキレで言えばディープに見劣っていたのを覆すための策が、以後そのまま定着してしまった結果だと思っているので、ハーツはやっぱり追込馬なんだろうな、と個人的には思います。
ハーツクライがどの程度の強さだったのかは判断が難しいところですが、少なくとも三歳時のディープインパクトと四歳時のハーツはほぼ互角だったと言えるのでは無いでしょうか?ただ全体的な伸びしろでディープに及んでいなかったのは間違いないと思います。最もディープは怪物なのでそれと互角だった瞬間があっただけでも凄いことだと思います。