天皇賞（秋）　感想

モーリスは激しい先手争いを尻目に好位をキープして道中はゆったり。直線ではゆとりを持って持ち出し一気に突き抜けて完勝。ムーア騎手も上手でしたね。2000も問題なくこなしてきたので、これは香港ではカップに挑戦して良い成績になるんじゃないかなぁ。種牡馬入りに向かっても明るい兆しを見せました。
リアルスティールは前走回避でどうなるかと言うところでしたが、見事に仕上げてきましたね。ただ、対モーリスでは二連敗なので、そこのところが残念だったかなと。２０００で逆転できなかったのがあまりにも痛いなぁ。来年どうなるか分からないですが、よりいっそうの上昇を期待したいところです。
ステファノスは東京２０００で強いですね。一般に不利と言われる外枠であそこまで追い込めたら上出来なんじゃないでしょうか。伸びしろを言われるときついでしょうけど、もし来年また出てきたらとりあえず注意はした方がいいでしょうね。
エイシンヒカリはラブリーデイに仕掛けられてペースを乱されてしまった他に、ちょっとパドックからずっとテンションが高かったのが敗因かなと。負けるときは全然ダメな馬なので今回はもうしょうがないかなと思うしかないですね。
ルージュバックは今日の展開では負けてしまっても責められないでしょう。ジャパンカップにはぜひ出てほしいところです。キタサンブラックが逃げるであろうこのレースなら、今日の形にはならないでしょうしね。