安田記念２０１７　感想

サトノアラジンは外枠からスムーズに後方を確保してそのまま折り合いに専念、最後の直線では外から豪快に追い上げて逃げ粘るロゴタイプを捉えきって見事Ｇ１初制覇。最後まで良く伸びきりました。ようやく、という感じもしますね。

ロゴタイプは最初からハナを切る、という感じではなかったものの、行く馬がいないと見るや押し上げて前へ。そのままレースを引っ張り、直線半ばでは勝利目前という内容でしたが、最後はサトノアラジンに差し切られてしまいました。でも、勝ちに値する素晴らしいレースぶりだったと思います。まだまだ衰えはありませんね。

レッドファルクスは道中少々後ろかな、という感じでしたが、早い時計勝負になったことでその末脚が生きました。ただ、東京１６００ｍは少々この馬には長すぎるかな、という感じはしました。秋には再び短距離路線を賑わせて欲しいですね。

イスラボニータは中に包まれてしまう不運もありましたが、あの展開では少々厳しかったかな、という感じですね。エアスピネルはやはり東京向きではないのかなという感じ。秋に京都で見たいですね。グレーターロンドンは出遅れが無ければ３着はあったと思います。順調に使えないのがこの馬の難点だと思うので、まずはしっかり脚元をケアして休んで、夏の関屋記念あたりで勇姿を見せてほしいです。