２０１７マーメイドＳ＆エプソムＣを振り返る

まずマーメイドステークスから。
マキシマムドパリがずっと前目でレースを進めて、直線では早めに抜け出し重賞２勝目。レースぶりが安定していましたね。これで夏はゆっくり休んで、秋のエリザベス女王杯に向けて大きく前進できるでしょうか？二着争いは大接戦でしたが、絡んだ３頭はいずれも自分なりに善戦したと思います。クインズミラーグロは今回も届かず二着で焦れったい展開が続きますが、焦らず頑張って欲しいですね。本命予想のアースライズはハナ差三着。ほぼ予想通りのレースはしてくれましたが、最後はちょっと中が狭くなった分だけ届かなかったですね。そのうちにまた勝機が見えるでしょう。


次にエプソムカップ。
ダッシングブレイズは中団から前でレースを進めて、直線では内に進路を取り騎手の懸命な追いもあって最後まで伸び切り、見事重賞初制覇。この後は、しばらく休んで秋の毎日王冠から復帰でしょうか。マイルＣＳが狙いかと思われますが、東京１８００をこなしたことを考えると秋の天皇賞でも面白いかも知れませんね。
アストラエンブレムも前目でレースを進めましたが、途中少し行きたがる素振りもあったのでその分末が甘くなった可能性もあります。今回も惜しいところで重賞制覇ならずということで残念でしたが、賞金加算には成功しましたし、じっくり構えたいところ。ダッシングブレイズだって七度の挑戦でようやく重賞初制覇なのですから。