２０１７宝塚記念　感想

サトノクラウンはスタートまずまずから中団へ、道中はキタサンブラックをぴったりマークし、キタサンブラックの伸びが悪いと見るや一気に追い出し、直線では他馬を突き放して圧勝。見事な競馬でした。やはり重では強いですね。デムーロ騎手も的確な判断で馬を導いていました。
ゴールドアクターは内でゆったりマイペース。道中もまっすぐ前を見て後方を追走し非常にリラックスしていましたね。ただ、重の巧拙で若干サトノクラウンに見劣ったでしょうか。でもこれで復調なりましたね。
ミッキークイーンはずっと後方で展開を伺っていましたが、ちょっとペースが遅すぎたかもしれません。直線を向いた頃にはもうサトノクラウンが前に押し出して勢い良く駆け出した後でした。

キタサンブラックはパドックでちょっと覇気がなかったのが気にかかりました。太め感はまるでなかったですけれど、いつものグッとくる感じが感じられなくて、スタートも道中も普段のキタサンブラックでは無かったですね。何も怪我がないとすれば、重馬場を嫌ったということになるのでしょうか。とにかくらしくなかったと思います。

やはり競馬に絶対はない。そのことを思い知った一日でした。