303件のひとこと日記があります。
2017/11/10 17:53
エリザベス女王杯 『過去10年の傾向』と『予想』
・1〜4番人気の成績は[8−7−7−18]と非常に優秀で、1〜4番人気で決まった年も4回あるため、馬券を買う際には必ず上位人気馬から入りたい。一方でふた桁人気馬の馬券圏内入りは3回あり、いずれの馬も逃げ〜先行主体の馬だったため、人気薄の逃げ残りというケースも一応は頭のなかに留めておきたい。
・枠順で見ると、8枠の馬の成績が[3−2−1−21]なのに対して、馬番1〜4番の馬の成績が[3−1−3−33]と勝ち星では拮抗していて、脚質的な問題も絡むが思われているよりも内外の差は少ないと考えられる。
・年齢別に見てみると3歳馬が[4−4−3−36]に対して4歳馬が[4−3−6ー40]とほぼ互角であり差はない。残り2勝は5歳馬で、6歳以上の馬は最高で2着(2回)なため、相当な能力があったとしても抑えまでに留めておきたい。
・脚質的には、中団より後方で競馬をしていたほうが有利で、勝ち馬の半分以上にあたる6頭が4コーナーを回った時点で7番手以下で競馬をしていた。一方で先に述べた通り、人気薄が来たケースではいずれの馬も前目で競馬をしているため、逃げ残りにも充分な注意が必要。
・ローテ的には古馬が府中牝馬S、3歳馬が秋華賞というケースが圧倒的に多く結び付きは極めて強い。また、オールカマーや京都大賞典などといった牡馬との戦いを経て戻ってくるケースもある。なお、基本的に2ヶ月以上休んでからぶっつけでこのレースを勝利した馬はおらず、休み明けの馬は大幅に割り引く必要がある。
・牝馬の最大目標となるレースであるためか、ここに来ての乗り替わりはマイナスであるケースが多く、乗り替わりで勝ったケースは10年、11年に来日して連覇したスノーフェアリーのケースが唯一であり、日本馬での乗り替わりは減点材料。
[消し馬]
前走がOP特別以下のレースだった馬→エテルナミノル、ジュールポレール、タッチングスピーチ
中7週以上の間隔が空いた馬→ウキヨノカゼ、タッチングスピーチ、ミッキークイーン
府中牝馬Sで7番人気以下かつ7着以下だった馬→デンコウアンジュ、ハッピーユニバンス
騎手が乗り替わりになる3歳の日本調教馬→ディアドラ、リスグラシュー
6歳以上馬→ウキヨノカゼ、スマートレイアー
エリザベス女王杯初挑戦になる5歳以上馬→クインズミラーグロ、トーセンビクトリー、ハッピーユニバンス、ウキヨノカゼ
残った馬→クロコスミア、モズカッチャン、クイーンズリング、マキシマムドパリ、ヴィブロス、ルージュバック
予想:前哨戦の府中牝馬Sでは2着に敗れたヴィブロスの巻き返しに期待。ついで、悲願の初G1制覇に名手ムーアを迎えて挑むルージュバックを素直に対抗に指名。府中牝馬Sを制しているクロコスミアの逃げ残りも可能性としてはあり得るので怖い所。以下モズカッチャン≧クイーンズリング>マキシマムドパリの順。
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>ピエールさん
こんばんは。なるほど、トーセンビクトリーですか。中々攻めますね。考えられない訳でもないと思います。というか今回は誰が来ても不思議じゃないですから、ほんとに難しいです。 -
ピエールさんがいいね!と言っています。
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ピエールさん
自分は穴馬でトーセンヴィクトリーを考えてます。
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>ドラドラゴーゴーさん
こんばんは。今回は確かに難解です。こうスパッと消えるネタが無くて、最後は結構無理やり消している所もありますから、消した馬で決まっても不思議も何もないと考えています。こういうときほど決まった時は気分爽快ですし、のんびり構えたいと思ってます。 -
ドラドラゴーゴーさん
こんばんは。
とても興味深い内容で、食い入るように拝見させて頂きました☆
残った6頭は、自分も気になっていた馬です。
ヴィブロスは別格(格上)で青毛がその象徴かなと。青毛は戦績も良いですし。
穴なら楽に逃げた場合のクロコスミア。
クイーンズリングは、これまで馬場が味方していなかった印象で今回は面白そう。
ルージュバックはオールカマーを勝ち、一躍人気者ですね。
内枠のモズカッチャンはデムーロで、内から抜けて来るイメージです。
難解なレースではありますが、共に狙いを絞るしかありませんね(^^)/