実利と名誉の狭間で実利を選ぶリアリズム（１）

今日はサッカーの話を。

昨晩のワールドカップロシア大会、日本対ポーランドの試合は様々な反響を呼んだ試合でした。悪い方向で。

もし日本があそこで攻めに徹し、結果として敗北したとしたら、称賛は得られたかもしれないがグループリーグ敗退というお決まりの結果しか得られなかった。しかし、代表監督の西野さんはそれを良しとせず、批判の嵐に曝されることを覚悟してでもグループリーグ突破という最大の実利を得られるように試合をあえて放棄した。

どちらが良いのかは自分のような一般人には図りようがないけれど、あの場面で迷いながらもその決断を下した西野さんにはシンプルに圧倒されました。

競馬でもそうですよね。手持ち金はわずか。応援したい馬はいる。その馬が勝ちさえすれば大きな利益が得られるかもしれない。けれど、その馬は最低人気だった。普通に考えれば勝つ見込みは薄いと言わざるを得ない。しかも、単勝人気で２倍を切る大本命は別にいる。発売締切はもう目の前。迷っている暇はない。

こんなとき、あなたはどちらの馬により多くのお金を賭けたいと思いますか？迷わず最低人気の馬にお金をプッシュできますか？

つづく