303件のひとこと日記があります。
2018/12/14 09:17
サトノダイヤモンドの引退に寄せて
さて、久々の投稿になりますね。今日はサトノダイヤモンドについて、自分の持っている印象をつらつらと書き綴っていきたいと思います。
最初にその存在を強烈に感じたのはダービーの時ですね。その時のサトノダイヤモンドの第一印象は『頑張り屋』でしょうか。落鉄しながらも怒涛の追い込みでマカヒキをギリギリまで追い詰めたあの末脚は今も印象に残っていて、「成程、これならば凱旋門賞に行けるかもしれないね」と思ったのをはっきり覚えています。結果としてはそれは私の思い込みだったわけですが・・・
次に意識したのは菊花賞の時。ルメール騎手の技量もありましたが、想像以上の圧勝で『これは尋常の器ではないかもしれない』と思ったし、仮に有馬に出てきたら大好きなキタサンブラックですら『苦戦するだろうな』とはっきり思ったくらいです。実際、その有馬記念ではキタサンブラックは敗れてしまって、すごく悔しいと思ったのは今ではいい思い出です。
ただ、そこで『負けて悔しい』と思ったことからも察してもらえると思いますけれど、自分的には有馬の時点ではサトノダイヤモンドの器はキタサンブラックには及ばないなと考えていました。超えるかどうかは今後次第だろうと。結果として上回ることは最後までなかったのですけど、ある意味でほっとしつつある意味で残念でした。
凱旋門賞への挑戦については結果として大失敗に終わりましたが、個人的にはフォワ賞で敗れるまでは支持していました。年始から考え抜かれたローテを組み、最後までぶれずに初志貫徹してやったのだから、反省こそあれ批判されるいわれはないだろうと思います。少なくとも今年のクリンチャーよりはよっぽど勝算があっただろうとも思うのです(今年は挑戦という言葉のみが踊っていた感じで、まるで共感できませんでしたが)。
ただ、あれがなければ日本であと一つ二つG1を取れていたかも知れず、そういった意味ではとてももったいない選択だったかも知れません。難しいですね。
最後になりましたが、サトノダイヤモンド、ありがとう。君がいたから、マカヒキもキタサンブラックも輝けた。そして、君自身も間違いなく輝ける一級品のダイヤモンドだったよ。
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タイガレモンさんがいいね!と言っています。
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〉ドラドラゴーゴーさん
お久しぶりです。コメントありがとうございました。
個人的にはもう一概に凱旋門賞にこだわる時代は終焉したような気がします。ただ、誰かが一度は凱旋門賞を取らないとこれまでのしがらみ的なものが収まらないとも思うので、来年のアーモンドアイを今は見守りたいと思います。
サトノダイヤモンドはすごい馬でしたよ。ただ、産まれた時代が少し悪かったかなと、思います。 -
ドラドラゴーゴーさん
僕みたいな庶民がコメントするのは恐縮なくらい深い日記ですね(^^;
凱旋門賞は、馬主や調教師や日本人の?憧れなんですかね。
馬の気持ちを知らずに押し付けたのかもしれませんが、
成績を残せば馬にとっても名誉なことですから難しい問題ですね。
それでもサトノダイヤモンドは強い馬ですよ!!
有馬記念がラストですか。温かく見守りつつ、応援しますか(=^^=)