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2019/10/17 04:02
2019菊花賞 ぱっと見評価
とりあえず、現状での上位予想人気10頭のぱっと見の評価を。
ヴェロックス・・・実績で言えば最上位なものの、相手がやや悪かったとはいえリステッド競走は勝てていても重賞で勝てていないツメの甘さをどう見るか。父親ジャスタウェイをどう評価するか、枠番がどこになるかで大きく変わってきそう。過信は禁物。
ワールドプレミア・・・休養に入る前の若葉ステークスで2着、休養明けの前走神戸新聞杯で3着。いずれも前述のヴェロックスに先着を許していて勝てていないのが気がかりなところ。京都の長距離で頼れる武豊が継続騎乗してくれるのを前向きに捉えるべきか?
ニシノデイジー・・・最後に勝利したのが2歳時の東スポ杯2歳ステークスで、それ以降さっぱり勝てておらず、ダービーで掲示板入りしたとはいえ実績的にも強調できる要素はないため、人気が高い(5番人気以内)のであればバッサリ切るのも戦術的にはアリ。
ヒシゲッコウ・・・キャリアの浅さ(4戦)が最大の不安。また、ここまでに一度も重賞を戦っておらず、過去10年間重賞未経験で3着以内に来た馬が居ないため、現状ではやや過剰人気しているきらいもある。上位人気になるようなら切りの方向で。
ホウオウサーベル・・・ヒシゲッコウに次ぐキャリアの少なさ(5戦)は不安なものの直近の2年で2頭も連対馬(ポポカテペトル、ユーキャンスマイル)を出している阿賀野川特別(1着)経由なのは強みになりえる。頭までは考えにくいが2〜3着までなら。
ザダル・・・春に新馬戦からの3連勝でダービー出走も狙えたのをあえて回避して休養。復帰戦こそ3着に敗れているが、初めての重賞で前走から+10kgとやや太め残しだったことを考えれば上出来と考えることも出来る。まだ底を見せきっていないため要注意。
レッドジェニアル・・・ここまでキャリア7戦中4戦を京都で戦い2勝していることを考えるとメンバー中でも屈指の京都巧者と言える。神戸新聞杯では4着と物足りない結果に終わったが、京都に戻ってくるここは真価を問われることになりそう。
サトノルークス・・・未勝利からの3連勝で春クラシックに挑んだもののG1の壁に跳ね返され2戦連続の2桁着順に終わる。セントライト記念では2着まで巻き返したものの春の上位馬を脅かせる結果かと言われると疑問符も。前目で進めたい馬なので内なら一考。
タガノディアマンテ・・・2歳の新馬戦からダービーまで、ほぼ1ヶ月に一回のペースでレースに使われていたタフさは買えないこともない。しかし、2月のきさらぎ賞(2着)以降それなりに走ってはいるものの、連に一度も絡んでいないことを考えるとイマイチ。
メロディーレーン・・・2歳秋のデビューから勝ち上がるまでに実に10戦を要していて、勝ったのはいずれも芝2400m戦。単に適鞍(長距離)が無かっただけにも見えるが、本当に力があるなら恐らくそれ以前のどこかで勝てているはずなので、ここでは・・・。