303件のひとこと日記があります。
2019/10/20 16:40
2019菊花賞 感想
ワールドプレミアは、ヴェロックスの様子を伺いながら中団で脚をため、ヴェロックスが動き出すより少しだけ先に仕掛けて進路を確保、前の馬をかわしてサトノルークスの猛追を少し先に仕掛けたその分だけ凌いで見事に最後の一冠を奪取。レース振りから考えると、3000mは「こなせるだけ」で実際はもっと短い距離の方が合ってるでしょう。仮に騎手が武豊じゃなかったら勝っていたのはサトノルークスのはず。
そのサトノルークスは多分ワールドプレミア以上に理想的なレースを展開して、外枠の不利をほぼ克服してみせたことを考えると、今日はたまたま負けただけで来年の今頃にはワールドプレミアを逆転しているかも知れませんね。伸びしろでいえばこちらの方が上に感じられました。
ヴェロックスは今日は仕方ないかなと思います。ワールドプレミアに終始ぴったりマークされた挙句、自分が動くより僅か先に相手に仕掛けられてしまって、なし崩し的に自分も動かざるを得なかった。そんな不利な状況でそれでも三着に持ってこれた訳だから、逆説的に能力の高さを証明できたのでは無いかとは思います。こちらも距離は短い方がもっと良さを出せるはず。
期待していたザダルはやはり初遠征が応えたのか馬体重が二桁減になってしまい、その時点でレースになっていなかった感じ。距離も2000までの方が良さそうで、父親のような個性派にはならないのかも知れません。勿論これで見切るのは早すぎるとは思いますけど。
最近は皐月賞馬もダービー馬も普通に菊花賞を避けるのが当たり前になってしまって、世界全体の潮流からしたらそっちの方が正しい(クラシック三冠という形にこだわらずにレースをチョイスする)のですけれど、個人的にはちょっと残念な気もします。
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〉ドラドラゴーゴーさん
コメントありがとうございます。
これについては自分の方が頑迷な守旧派で、避けても仕方ないと思うのはむしろ自然でしょう。実際の流れがそうなっている以上、菊花賞が段々と衰退していくのは避けられない運命なのでしょうね。 -
ドラドラゴーゴーさん
レースを2度見る心の余裕が無く、詳しくは分かりませんが
このコースは武がうまく乗るだろうなと思っていました。
パドックでは落ち着きが無く駄目かと焦りましたが、
返し馬の頃には(発汗も無く)落ち着いて見えました。
ヴェロックスは、中距離なら安定して強いでしょうね。
菊花賞の3千は独特なので、僕は避けても仕方無いと思います。
色々な意見があってもいいかなということで、すいません(^^;