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2019/12/16 11:13
有馬は逃げ馬の見せ場
強い逃げ馬がいるとレースが引き締まると言うのは良く言われる話ですが、有馬は割と逃げ馬の活躍(勝つとは言ってない)が目立つレースでもありますよね。
ダイタクヘリオス、ツインターボ、メジロパーマーがいた90年代初頭から中期ではこの3頭のうち誰か1頭が必ず有馬に出ていて、大逃げでレースを盛り上げていたのは有名な話。
90年代後半はサイレンススズカが有馬に出なかったこともありやや逃げ馬のイメージは薄れたものの、00年代に入るとタップダンスシチーが現れて逃げでレースを盛り上げ、00年代中頃からは歴代屈指の逃げ牝馬ダイワスカーレットが登場。最近で言えばもちろんキタサンブラックが(純粋な逃げ馬とは違うけれど)それに該当するでしょうね。
こうして時代を彩った逃げ馬たちを並べてみると、昔の方がややネタ馬扱いされやすい馬が多かったのが、時代を経るごとに実力派の逃げ馬たちが多く登場するようになっていったのが見て取れます。
強い逃げ馬も勿論良いですが、ツインターボみたいに勝ち負けはさておいてとにかく逃げまくり、勝ち負けはさておいてとにかく逃げまくる「盛り上げ役」な馬もやっぱり必要なんだなぁ、と時々思います。