今年のＪＲＡ賞を考える

年度代表馬と最優秀四歳以上牝馬はリスグラシューでほぼ確定。年度代表馬のライバルはインディチャンプくらいで、あちらは香港で勝てなかったこともあるし、コックスプレートを勝っていて春秋グランプリ制覇の偉業を達成したリスグラシューが年度代表馬なのは確実でしょうね。

最優秀四歳以上牡馬はそのインディチャンプになるかなと。今年は中長距離路線でこれという馬が出てこず、あろうことか牝馬に三つもレースを取られてしまっているので、消去法で春秋マイルG1を取ったインディチャンプになるのでしょうね。ウインブライトが香港で二勝してますが、あちらは国内での実績が低過ぎるので別枠扱い（特別賞？）にすべきかと。当然、最優秀短距離馬もインディチャンプで決まりでしょう。

最優秀三歳馬は、牡馬がサートゥルナーリアで確定でしょうけど、牝馬が激戦。オークスを勝ったラヴズオンリーユーが有利でしょうけど、桜花賞のグランアレグリアを推す人もいるので票は割れそうな予感。クロノジェネシスはエリザベス女王杯でラヴズオンリーユーに先着されてしまったことを考えるとちょっと……。

最優秀ダートホースは春のフェブラリーステークスを制したインティを秋に打倒した三歳クリソベリルでほぼ決まりかと。

最優秀二歳牝馬はレシステンシアで文句無し。最優秀二歳牡馬は来週のホープフルステークス次第ながら、個人的にはサリオスで良いような気がしないでもないです。

ここまで書いて、アーモンドアイの名前を挙げられなかったことにちょっと驚いて、同時に実は今年それほど活躍は出来ていなかったのかな、とも思ったりして複雑な気持ちになりました。