私と競馬の歴史その1

本日の長い死闘も終了した日曜日の夕方、皆様いかがお過ごしでしょうか。思えば私と

JRAとの死闘もかれこれ30年近くになってしまいました。その間いろいろな事がありまし

た。私も50代の人間ですから最近は物忘れも激しく、今脳ミソに残っている記憶がいつ迄

続くかわかりません。そこで日曜日の夕方は私とJRAとの30年にも及ぶ死闘の数々と私が

武器として使っていた馬券術の紹介、世相の移り変わり、印象に残った名馬、馬券テクノ

ロジーの進化などを少しづつ書いてみたいなと思います。私が競馬を始めたきっかけは、

当時バイトしていたバイト先の環境にありました。今では女子レスリングの金メダリスト

をCMに起用しているその会社は新宿にありバイト時間は、金曜日の夕方6時から日曜日10

時迄の長時間労働で(仮眠時間もありました)、時給の高さに魅かれ若さもあったのでしょ

うが大学卒業迄働いておりました。そのバイト先の諸先輩方は何しろ競馬好きで、私もそ

の当時大学の勉強よりも友達との麻雀やパチンコに興じる無類のギャンブル好きでしたか

ら、自然とその仲間に加わらせて頂きました。丁度あのミスターシービーがクラシックで

三冠を取った頃の話です。当時私の主戦場は新宿場外馬券場でした。先輩方からいろいろ

競馬新聞の見方を教わり初の馬券が、ビギナーズラックで的中したこともあってみるみると

競馬の世界に引きづられていく私でありました。当時の新宿場外馬券場はまさに鉄火場で、

今のWINSとはとてもかけ離れた世界でした。最初は新聞の予想欄に書いてある買い目を頼り

に買っていた私でしたが、次第と成績は悪くなっていきます。使っている新聞が悪いのかな

と思い諸先輩方から使っている新聞(と言ってもほとんどがスポーツ紙でした。)を見せても

らいましたが本紙予想は殆どが同じような買い目でした。そして私が勝負するときに限って

激走する無印馬・・・。何か良い方法はないかと模索していた頃でした。（続く）