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2014/06/29 17:53
私と競馬の歴史その2
皆様本日の成績はいかがでしたでしょうか?私は放牧帰りの休み明けですっかり感が狂っ
ていた1日でした。さて先週の続きです。何か良い方法はないかと模索していた頃、新宿
場外で新聞紙に縦3列、横4行のマス目を書きその日の的中枠番を書き込んでいる一人のご
老人を見つけました。人の良さそうな方だったので勇気を出して何をしているのか伺った
ところ、まず上段3列には1Rから3R迄の的中枠番(当時は枠連しかありませんでした)を
書き、次の4Rから勝負する場合上段で出た枠番の一番多く出た番号を軸に出た番号に流し
ていくとの事でした。例えば1 Rから3Rまでの的中枠番が1ー3、2ー4、3ー5だとします。
そうすると4Rは軸を3にし、1、2、4、5に流すという実に単純な戦法です。6R迄は3を軸に
し、次の段の9Rからは6R迄一番多く出現した枠番を軸に6Rから8R迄出現した枠番に流して
いくという事でした。一見脈絡のない出目戦法ではありますが、今考えてみると理にかな
っていそうだなと思っています。芝・ダートの区別をどうされていたのかは分かりません
が、例えば開幕週の場合内枠番の番号に的中番号が集中することはよくあります。しかし
そのご老人はその戦法で高配当を的中されていたのかもしれませんが、私の記憶の中では
その経験がありませんのでこの馬券術はすぐに使わなくなりました。その当時は枠連しか
ありませんし新宿場外は確か千円単位じゃなければ買えなかったと思います。私は大学生
ですからそんなに何万も持っている訳ではありませんのでメインレースで枠連3点勝負と
いう買い方でした。今考えてみると実に無謀な買い方ですね。この年印象に残った馬はミ
スターシービーではなく、ジャパンカップで初の連対を果たしたキョウエイプロミスでし
た。当時の日本馬はまだ弱く、キャンター程度の調教で参戦する外国の馬いとも簡単に負け
てしまうという状態でした。死力を尽くして闘ったキョウエイプロミスはレース後骨折か靭
帯損傷かはよく分かりませんが場運車に乗せられていきます。先週のガルボではありません
がまさに大和魂を私に見せてくれた1頭でした。今でもYouTubeでレースビデオを見ると目頭
が熱くなります。そんな私に都会の狼達が襲いかかってくるのでした。(続く)