私と競馬の歴史その10

競馬の終了した日曜日の夜、皆様いかがお過ごしでしょうか。本日はひどい目に合いまし

た。軸は合っているのにヒモが外れ、というパターン何回繰り返したんでしょうか。3連

複は一度調子を崩すとあっという間にお金が無くなっていきます。良い子の皆さんは決し

てマネしないようお願いします。さて先週の続きですが92年になりますと、8月に競馬最

強の法則で西田和彦氏の「スピード指数の理論と実践」という連載がスタートしました。

それまでもバージョン8という時計理論的なものはありましたが、実践のできない難解な

ものでありました。このスピード指数の理論は距離・各競馬場・開催日時とバラバラな出

走馬の成績を指数によって統一化するというまさに革命的な理論でした。もともと理数系

でこの手の話しが好きな私にとって、これからはこれだ！という運命めいたものを感じま

した。11月に入り本を購入。早速計算を始めることにしました。購入して最初のＧ1はマ

イルチャンピオンシップだったと思います。見事馬連的中しました。しかしながらこの指

数計算かなり時間がかかります。パソコンもなく、電卓だけで計算しておりましたから1

Ｒ計算するのに2時間くらいかかっていました。土曜日徹夜して計算して日曜日起きたら昼

過ぎで結局馬券を買いに行けなかったこともありました。翌年馬場指数が改訂されると新た

に馬場指数を買わなければいけなくなったので、それが面倒くさくなりやめてしまいまし

た。私生活の方は翌年4月大阪支店への転勤を命じられ、戦いの舞台は日の出町から難波へ

と移っていきます。そこで新たな競馬の楽しみ方を発見するのでした。（続く）