中山11R【ラピスラズリS】

例年、冬の中山開催に於いて鍵になってくるのは、
1.時計の掛かる馬場への適性
2.東京＆京都からの開催変わりでパフォーマンスを上げてくるであろう馬の選定
3.上記1＆2を裏付ける血統などの裏付け。

しかし今回の中山開催は、秋の開催がなかった為、芝の痛みがなかったこと。そして、エアレーション作業を施していること。エアレーションの影響は、先週日曜の準メイン、メインでの人気薄の逃げ切りが表しているように、パワーのある馬や、枠順の利のあるパワーが勝っている馬の評価を上げなくてはならないことを示しているような気も。ということで、パワーや枠順の利を踏まえつつ、本命は4番ワキノブレイブ。近走は高速京都の上がり勝負でそれなりの競馬をしているが、マイネルラヴ×ブライアンズタイムという配合から、パワーがないわけはない。枠も2枠4番と申し分ないところで、死角は少なくなった。中1週での長距離輸送が課題だが、それを除けば、勝負出来る条件は整った。
対抗には2番スマートオリオン。高速京都の大外枠→パワー優先中山の内枠変わり。パフォーマンスを上げてくるのは間違いないところで、中山での実績も文句なし。この2頭のラインはかなり協力だが、単穴には15番セイコーライコウ。外枠であることで評価を下げたが、中山でのパフォーマンスからしても、これ以上に評価を下げる訳にはいかない。そして、最大の惑星には9番サクラゴスペル。休み明けを叩かれつつ、着実に調子が上がってきており又、着差も詰めてきており、そろそろ走り頃なのではないか。斤量の58kgも安田記念5着で克服しており、一発の魅力充分。

◎ 4番ワキノブレイブ
〇 2番スマートオリオン
▲15番セイコーライコウ
☆ 9番サクラゴスペル
△ 1番プリンセスメモリー
△ 5番ルチャドルアスール
△ 6番レオンビスティー
△ 7番モグモグパクパク
△ 8番コウヨウアレス
△13番アフォード