【シンザン記念】

今回のキーは12頭立てだという事。内優位のAコースである以上、その優位性は多頭数あればあるほど際立つはず。少頭数の場合、全馬内目の馬場の良いところを通れる可能性が大で、明確な逃げ先行馬がいる今回、縦長の展開になればおそらくはそうなるはず。そこでこのレースにおいて、直線での攻防が勝敗を分ける可能性が大なのではないのか。そこで予想のポイントとして、

1.直線で馬群を捌け、瞬発力に秀でていること。
2.先週の結果から、能力の高い逃げ馬の有無。
3.内目をスムーズに先行出来るマイル実績馬。

以上を重視しつつ予想を組み立てる事にした。

本命にはグァンチャーレ。3走前のいちょうSで大出遅れしたレース、このレースで大外から追い込んできた脚は破壊力満点であった。更に前走、ほとんど追えずに前が塞がり続けたレースで力を発揮出来なかったが、差は僅かで馬群を捌ける事も証明済み、重賞で勝負になることは確かで、鞍上も前走後直ぐに『次も乗りたい』と直訴したそうで、ここは不動の本命に。
対抗にはダッシングブレイズ。デビューからの2戦で瞬発力、渋い差し脚を見せており、その経験が生きてきそう。以下、ナヴィオン、ヤマニンマンドールなど決め手のある馬にも注目だが、ここでパフォーマンスを上げてきそうなのはロードフェリーチェとノースストームの2頭。前者は出遅れながら直線での脚に見応えがあった前走を評価。直線でスムーズさを欠くところもあり、小頭数の今回はレースもしやすくなるはず。後者は2走前の決め手に魅力を感じた。内々をロスなく捌ける優位性を生かしたい。

◎ 9番グァンチャーレ
〇10番ダッシングブレイズ
▲11番ロードフェリーチェ
☆ 1番ノースストーム
△ 2番サトノフラム
△ 4番レンイングランド
△ 8番ヤマニンマンドール
△12番ナヴィオン