【東海S】

チャンピオンズCとフェブラリーSの狭間にあるレース。チャンピオンズCを目一杯に仕上げ、不完全燃焼の鬱憤を東京大賞典でも晴らせなかったコパノリッキーは、大目標のフェブラリーSを前に東海Sを選んだ。川崎記念でホッコータルマエには勝てそうになく、実を取りにきたか。しかし、ナムラビクターは前走ホッコータルマエとローマンレジェンドを目標にし、ゴール前まで渋とく伸びていた。前に強い馬がいれば目標が定めやすく、気を抜く心配もない。前で58kgのコパノリッキーと、今回は先行するであろうインカンテーションを目標に、非常に競馬はしやすくなった。コパノリッキーを交わすのはさほど難しくなさそうだが、インカンテーションまで交わせるか。だが、ホッコータルマエより強い馬はいないわけで、むしろ負けられない戦いで、キッチリ結果を出したい。1600MのフェブラリーSで勝負になりそうもなく、急坂適性の高いナムラビクターは、ここが勝負なはずである。

◎ 8番ナムラビクター
〇 4番インカンテーション
▲ 6番コパノリッキー
☆ 9番ソロル
△ 1番マイネルクロップ
△13番グランドシチー