ウオッカ思うゆえに…

最近ふと思う…
ウオッカは遠く異国の地で幸せなのかな？…と。
ウオッカは谷水オーナーの宝物。だからその意向に文句をつけるつもりは毛頭ありません。
アイルランドは日本に比べより広大な自然が溢れていて、それはそれは心地好いでしょう、間違いなく。
ですが最近ふと考えてしまうんです。例えば自分が生まれた土地より大自然に囲まれた異国に旅行したとして普段では味わえない感動を味わったとしても、故郷に帰れば「やっぱり家が１番だなぁ」とホッとします。長期滞在して「なんか帰りたくないなぁ〜」と思ったとしても、それは帰ることができる場所があればこそな逆説な気持ちと思うのです。
ましてや大事な息子や娘は生まれた後、自分の元を離れて自分の故郷に旅立ってしまいます。「自分は故郷を離れ戻ることなく」「子供たちは逆に故郷を離れていく」…これが健全なかたちとどうしても思えなくなってしまいました…(T＾T)
ボラーレがあんなことになってショックを受けていることは確かに影響していると思います。また、人間(というか自分？)に当て嵌めて考え過ぎなのかもしれません。
こういう母子が互いに故郷から離れ離れになることをサラブレッドの世界のエゴだとするなら、こういう考え方をしてることすら僕のエゴなのかもしれません。
ですから谷水オーナーはじめ、ウオッカに携わる方々には感謝こそすれ意見など物申すつもりは微塵もありません。
ただ…ただ…最近ふと思ってしまうんです…ウオッカは幸せなのかな…と。