クラシック展望　牡馬編

今年のクラシックの現時点での展望です。まずは牡馬から。

主役：なし
昨年同様主役、脇役、エキストラという感じで分けて書きますが、今年は主役級の馬が見当たりません。世代レベルが低いというより、トップホースが見当たらないという感じですね。

脇役：サトノアレス、ムーヴザワールド、(サトノアーサー)
その分少しだけ厚くなっているのがこの層。筆頭はサトノアレス。確かに朝日杯は低レベル戦でしたが、１頭だけ力の違う走り。マイラーという感じも特にせず、むしろ距離が伸びた方が走るのではないかと思います。
ムーヴザワールドはハイレベル戦を戦い抜いてきた馬。少しだけズブいですが、良血ですしまだまだ伸びる素地がありそうですね。
サトノアーサーは今週末の結果次第です。いいものは持っていると思いますが、少しエンジンのかかりが遅い感じがどうか……現状だとサトノアレスの方が上と見ます。

エキストラ：カデナ、レイデオロ、コマノインパルス、ウインブライト、ブレスジャーニー、スワーヴリチャード
昨年と違ってこのゾーンの馬でも３着内なら十分にありえます。上位が低レベルなので。
この中だと筆頭はカデナ。少し物足りませんがクラシック水準レベルの脚力、瞬発力はあると思います。
レイデオロは明らかに過大評価。ホープフルSはG２とは名ばかりの条件戦。普通の馬です。コマノインパルスも同じです。
逆に、条件戦ながら４コーナーを持ったまま上がって快勝のウインブライトは期待株。特に皐月賞は期待です。
東スポ杯優勝のブレスジャーニーは血統的に上がり目がなさそうなのがどうか。スワーヴリチャードは見るからにスタミナ型で、菊花賞まで待ってやっとどうかという感じですね。