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2018/01/23 21:43

牡馬クラシック展望 2018

毎年この時期に書いている、クラシックの展望です。今日は牡馬編。

主役:ワグネリアンダノンプレミアム
一応この2頭を最上位に置きましたが、2頭だけ抜けた存在とは言い切れないです。こういう年は正直珍しいです。
2頭はそれぞれ弱点を抱えます。ワグネリアンは紛れもなく世代ナンバーワンの切れ味。ここまではまさに天下無双の活躍だが、いかんせんフットワークが小さすぎる…東京2400となった時に脚が持続するかどうか。
イメージはハープスター。ただ融通性のない馬には育てないでほしいですね。
ダノンプレミアムは言うまでもなく朝日杯完勝。立ち回りも器用そうで、不発のない優等生タイプです。豊かなスピードは感じますが、2400をこなせる体力があるかどうか…最近の朝日杯上位馬がほぼ全頭マイラーになっているのも気がかりです。

2頭とも強いですが、例えば2年前のサトノダイヤモンドと比べると…見劣りするといいますか、絶対的な存在とはいえない気がします。サトノダイヤモンドを最初見た時の衝撃はすごかったですから。
今年のクラシックは世間の評判以上に大混戦です。主役2頭も適性上位の伏兵に食われるシーンがありそうな気がします。イメージは2010年。ダービーでは実力上位のヴィクトワールピサが、適性上位のエイシンフラッシュに足元をすくわれましたね。

脇役:グレイルオブセッションタイムフライヤージャンダルム(条件付き)
この中だと一番魅力を感じるのはオブセッションです。新馬戦、500万下とまさに文句のつけようのない勝ち方で、特に弥生賞→皐月賞までは非常に楽しみです。距離も持ちそうですしね。pog指名馬なのでその分の贔屓もあるかもしれませんが…
タイムフライヤーダノンプレミアムより1枚落ちますが、それでも2歳G1馬です。少しパワー型っぽい走りなので本番は馬場が渋ってほしいですね。
ジャンダルムは荒れ馬場ならチャンスが出て来ると思います。最近は府中はもちろん中山もとても速いので、普通の良馬場ではスピード不足で厳しいでしょう。
グレイルは一応この中に入れていますが、正直かなり評価に悩んでいます。後方から差し届かず、の詰めが甘いタイプにも見えますし。ただまあ、前残りの流れでタイムフライヤーを差し切れるなら弱い馬ではないでしょう。

おそらく今年は世間の印象以上に大混戦です。というのも、上位馬のほとんどがダービーより皐月賞向きなんですよね。
例えば3年前は、この時期から既に「ダービーはドゥラメンテ」と言われていました。能力はもちろん、ダービー向きの走りをすると了解されていたからですね。2年前のマカヒキサトノダイヤモンドも同じように言われていました。
今年はそういう馬が見当たりません。ですから特にダービーはかなり紛れがある気がします。
そして、こういう年は大抵世代レベルが高いです。その辺も楽しみですね。

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