351件のひとこと日記があります。
2015/05/24 08:58
想い出のオークス・1998
今日は牝馬クラシック第2弾、オークスです。
先週のヴィクトリアマイルの流れを引き継いで大荒れになるのか、人気馬がすんなりゴールするのか、ワクワクするところですが、まずは全頭無事に、何のアクシデントも無く元気に完走してほしいと願います。
元々、馬券下手の私なのですが、特に牝馬クラシックには縁が薄く、今までに1998年のオークスとティコティコタックとヤマカツスズランの2000年秋華賞しか当たった事がありません。
その1998年オークスは、エリモエクセルから3点買った内の1点、エアデジャブとの馬連が当たりました。(まだ3連複や3連単はありませんでした)
でも、私的には一番きてほしかった エガオヲミセテ との連が外れて今一嬉しくなかった記憶があります。
そしてその後に切ない別れをする事になった彼女の事が、馬券を取らせてくれたエリモエクセルよりも深く深く心に残ったのです。
エガオヲミセテは、そのユニークな名前で想像出来るように、珍名で有名な小田切オーナーのお馬でした。
1998年のスイートピーSを勝ってオークスに駒を進めました、が、直前の怪我のせいか大幅な馬体重増で着外に敗れました。
その後やっと、阪神牝馬特別(G2)で初重賞制覇、翌年のマイラーズカップ(G2)で2勝目をあげたのですが、それ以降またちょっと停滞気味になり、復活を願って放牧に出されたのでした。
その時には誰しもこの様な悲劇が起こるとは想像もしなかったでしょう。
それは2000年2月11日未明に起きました。
宮城県にある山元トレセンから出火。
厩舎1棟が全焼。
中にいた30頭の内、何とか救出できたのは8頭。
その焼け出された22頭の中に放牧に出たばかりのエガオヲミセテがいたのです。
原因は漏電だったとか。
エガオヲミセテ・・・・・・・6才でした。
2000年2月13日、東京競馬11レースダイヤモンドステークスは、後藤騎手を背にしたユーセイトップランが1年3カ月ぶりに勝利しました。
ユーセイトップランはエガオヲミセテと同じ音無厩舎で、この2頭は厩舎の看板馬、日ごろから仲が良かったそうです。
エガオの事で暗く沈んでいた厩舎でしたが、この勝利で少し明るくなりました。
「天国のエガオが後押ししてくれた」 調教師さんのこの言葉が全てを物語っているでしょう。
そしてまた同日の京都競馬11レース きさらぎ賞(G3)、勝ったのはシルヴァコクピット。
このお馬は、エガオヲミセテと一緒に焼死したスターシャンデリアの弟でした。
時としてお馬はミラクルを起こします。
私もそれを、故障のせいもありずっと未勝利であえいでいたオキテが、マイネルスティングの突然の死から5日後に出走したレースで、あっさり勝ち上がった時に強く感じました。
オークスが来ると、馬券のことより、エガオヲミセテを思い出してしまいます。
(画像はオキテ1才の時に、教育係兼相棒として一緒に暮らしたマイネルスティングとのカケッコをBさんが撮って下さったものです。)
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エドリンさん
マカさん、ダブルポッチンとコメントありがとうで〜す。
年齢的にはおっさんと坊やなんですけどね(笑)。
今はオキテがおっさん年代になりました(爆)。 -
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