351件のひとこと日記があります。
2015/05/29 07:19
史上最弱と言われたダービー馬
私はこのお馬さんを、リアルタイムでは見ていません。
でも、本や人の話などで、その戦績と名前は知っていました。
1980年のダービー、雨が苦手で「太陽の王子」のニックネームをつけられた1番人気モンテプリンスをゴール前、鼻差退けダービー制覇。
それは初重賞勝利でもありました。
このダービー前、馬主さんが亡くなり、厩舎や関係スタッフが「弔い合戦」として渾身の仕上げをしたとか。
一躍かけ上がったダービー馬という頂点。
そこから棘の道が始まったのです。
走れども走れども勝てなくなり、ついに32連敗。
おまけに7才の時に種牡馬適正試験(そんなのがあったのですね)に落ちて、種牡馬にもなれなくなり、地方移籍や障害転向の話まででたのですが、「ダービー馬にそこまでさせるな」という批判で断念。
結局1985年、ケイジンタイ断裂を発症し引退となりました。
引退後は谷川牧場さんが引き取り、細々と種牡馬生活を過ごしていました。
私が聞いた噂では、主に当て馬などをしていたというものでした。
そして2005年、28才で旅立ちました。
史上最弱のダービー馬と、嘲笑われたりしましたが、フロッグで勝てるほどダービーは甘いレースではないと思います。
何故その後全く勝てなくなったのは誰にもわかりませんが、32回も走れた事は丈夫だった証しでしょう。
だから28年という長い馬生を得られたのではないでしょうか。
無事これ名馬、生きたもん勝ちです。
ね、オペックホース君。
間違いなく貴方は名馬でしたよ!
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エドリンさん
でぃらろーしぇさん、いいね!有り難うございます。
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でぃらろーしぇさんがいいね!と言っています。
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エドリンさん
loveggieさん、いいね!とコメント有り難うございます。
長く競馬をみてきた者としての覚書みたいな感じで書いています。
こんなお馬がいたんだと、記憶の底にでも残してくれる方達がいたら、きっとお馬達も喜んでくれるのじゃないかな?なんて自己満足してます(笑)。 -
loveggieさん
いつもいいお話ありがとうございます
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loveggieさんがいいね!と言っています。
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エドリンさん
マカさん、ダブルポッチンとコメントありがとです。
順番間違ってごめんね。
ウイナーズサークルも郷原さんでしたね。
ただ、ウイナーズは最初からダービーを勝たせたいと、郷原さんが教えてきたお馬ですから、骨折さえなかったらもっとたくさんのタイトルを取れていたかも、ですね。
オペックの時はきっと郷原さん自身も驚いたのじゃないでしょうか。
だってそれまで未勝利馬だったのですから。
中央1勝がダービーですから、不思議なお馬でしたよね。
ちなみに、我がスティングも中央1勝馬でした。
こちらは未勝利を勝ったものでしたが(笑)。 -
エドリンさん
sevenさん、いいね!とコメントありがとうございます。
ミスって順番狂わせてしまいました。
ごめんなさいね。
私的には、オペックはダービーを勝った時点で自分の役目は終わったと思ったように感じるのです。
彼にとっては、自分を大事に扱ってくれたみんなを大喜びさせることが出来た「 あ〜良かった、やれやれ 」くらいの感覚だったのじゃないかなって、ちょっと漫画的に想像してみました。
だから当て馬でも何でも気にせず、ただひたすら自然のままに生きたような気がします。
頑張ったご褒美として、ちゃんと神様が28年と云う馬生を与えてくれたのだと思います。
もしかしたら、周りが考える以上に幸せなお馬だったのかも知れませんね(笑)。 -
エドリンさん
skyさん、コメントありがとうございます。
オペックは確かに重賞未勝利でしたが、皐月賞は2着と結果を出しています。
確かにダービー以降は勝ち星に恵まれませんでしたが、だからと言って、ダービーを勝った事は間違いのない事実です。
もっとリスペクトされてしかるべきだと思います。
ただ、そんな人間の思惑などとは無関係に、1頭の馬と云う生き物として彼はしっかりと天寿を全うしました。
立派な馬生だったと拍手したい思いです。 -
skyさん
今晩は。日記へのコメント有難うございます。
ダービーに出走できる馬に弱い馬などいないと自分は思います。7000頭余りの中からたった18頭しかダービーに出走できないのですから。
オベックホースは紛れもなく歴代のダービー馬同様称されるべきダービー馬だと自分は思います。史上最弱だなんて失礼だと思います。 -
マカさんがファイト!と言っています。