競輪
351件のひとこと日記があります。
2015/07/20 22:44
マイネルスティングとの出会い ��
マイネルスティングの会が出来てから、スティングはセン馬になり、預託先も変わって、心機一転の馬生が始まりました。
新しい住まいは、千葉にいるフォスターホース、ハリマブライトの産まれた坂本牧場さんです。
お引っ越しのドタバタが落ち着いた頃、スティング会のミニツアーが行われました。
発起人さんや関西からの会員さんなど計５名で、スティング君の新居訪問です。
行きの車の中で、福島から移動してきてからずっとスティングを見てきた発起人さんが 「 あの日のスティングは馬が変わったみたいだった。 いつもは、ただぼ〜っと牝馬を見ているだけで、呼んでも来たり来なかったり、あまり愛想の良い馬じゃなかったんですよね。 だから今でもあのパフォーマンスが不思議で・・・」 と言った言葉に答えるように１人の会員さんが言いました。
「 スティングは感じていたのかも知れませんね。 自分が今置かれている立場を。 だから必死だったのかも・・・・・・」
その答えにみんな納得したのでした。
牧場長さんが「大丈夫ですよ」と云うので、みんなでスティングの放牧地に入りました。
草を食むスティングを真ん中に、ちょうど円をかくように６人がぐるりとスティングを囲んで話していました。
ふと、スティングが顔をあげて動きました。
何をするのかな？と見ていると、１人の会員さんの所に頭を下げて歩いていき、その人の腰のあたりに顔をすりつけたのです。
「 ？？？？？ 」 その当人も、他の人たちも訳が分からず、じっと彼の動きを見つめていました。
すこしすると、今度は隣に立っている会員さんの所へ行き、今と同じ様に顔をすり付けました。
そうやって一回り、牧場長さんを除いた会員さん達みんなに、計ったように同じ間隔で顔をスリスリしたのです。
回り終わるとまた元の位置に戻り、何事もなかったかのように草を食み始めました。
「 何？今のは何？」
全員、不思議なものでも見たかのように茫然としていました。
「 もしかしたら、あれってスティングのありがとうじゃない？ 」
「 そうよね、スティングが１人１人にお礼を言ったのよね 」
みんな同じ思いだったようで、口々に同じ事を言いだしました。
牧場長さんも、「 長年、馬やってきてますが、あんな行動は初めて見ました 」と、呆気にとられていました。
その事で、ますますスティングという馬が愛おしく、いじらしく思ったのは私１人ではないと思います。
帰りの車の中で、スティングのあの行動についてワイワイ盛り上がったのでした。
今でも、その時そこにいた人たちの心に、あのシーンが強く焼き付いていると思います。
画像は、会員さんとお散歩するスティングです。
- マイネルスティング
- ハリマブライト
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エドリンさん
白龍さん、いいね！ありがとうです。
2015/07/24 15:38
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白龍さんがいいね！と言っています。
2015/07/24 13:02
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エドリンさん
ヴィシュヌさん、いいね！ありがとうございます。
2015/07/22 19:58
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ヴィシュヌさんがいいね！と言っています。
2015/07/22 19:52
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エドリンさん
マカさん、ダブルポッチンとコメントありがとで〜す。
この時の出来事は、私の馬という生き物への感覚も変えました。
こんな事をするんだ！という衝撃と感動で、馬への愛おしさが増しました。
競馬だけでは見えてこない馬の素晴らしさを教えてくれた仔でした。2015/07/22 17:07
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マカさん
1頭のお馬さんが多くの人の心を掴み
人生も人生観も変えてしまったんですね(^^)
もちろん、自分の馬生も。
無名かも知れませんが
立派な名馬で偉大な名馬ですね。2015/07/22 15:33
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マカさんがファイト！と言っています。
2015/07/22 15:32
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マカさんがいいね！と言っています。
2015/07/22 15:32
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エドリンさん
馬のきもちさん、こんばんは。
スティングと出会うまでは、お馬の感情や心持ちがこんなに細やかで敏感なものだとは知りませんでした。
ただ、可愛いとか綺麗とか、そんな感覚でしか見ていませんでした。
きっと個々のお馬それぞれに、いろんな心模様があることでしょう。
たまたまスティングは生きられたから、それを知って貰う事ができました。
今度は私たち人間がその思いを広めていかなくては、と思います。
お馬にもちゃんと感情があって、言葉で表現できないだけなのだと。
ただ走って賞金を稼ぐだけの機械ではないとわかって欲しいと思います。
名もない馬代表として、スティングは多くの事を教えてくれました。2015/07/21 23:13
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エドリンさん
ルージュの夢さん、こんばんは。
生きられる仔より、ひっそり消えてしまう仔の方が圧倒的に多いこの世界。
吐き出したい思いはやまのようにあっても、どうする事もできないとわかっているから余計にやりきれなくなりますよね。
だからせめて、目の前にある命を大切にしたい、それだけです。
生きられた仔達が目一杯幸せに暮らしてくれる事が、星屑になった仔達への供養だと思って頑張りましょう！2015/07/21 22:12
