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2020/04/21 10:01
コントレイルの3冠について
皐月賞のレースぶりからして、あくまでも現時点での能力的にはですが、充分可能なレベルかと。
まず
今回、鞍上も話していたが、決して好騎乗ではない。
能力を信頼していたからこその大外持ち出しではあるが。
3角からペースアップしているレースで、しかもコーナーのきつい中山で外からぶん捲るという行為は普通最後の坂で止まってしまうかなりの能力差スタミナを要求する走らせ方。
見分けもつかず田原トップガンの春天(4角からのロスなくナナメ大外持ち出し)などと混同している○○な輩までいて呆れるが…
府中、京都外回りの4角でインから外へムダなくナナメにスッと大外へ持ち出しての差し追い込み(武豊の十八番)や、阪神外回りや小倉の3〜4角のバンクを利用して勢いをつけて差し追い込み(ハープスターやアーモンドアイの桜花賞)とは違う。
古くはナリタブライアン、最近だとオルフェやゴルシ、その前だとディープ…
中山GIでそんな芸当できるのは本当の超一流馬のみ。
※死んだフリからの4角追い込みがハマったケースと混同しないこと。
つまり、今回コントレイルはこれらに並ぶようなレースを披露したってこと。
普通ならば、無事なら、距離は全然問題なくよほどヘマしなければ3冠いけるはず。(特殊な極悪馬場にでもならない限り。それでいけるかもってレベル)
ただ、驚くべきことに
とんでもないレースしたのはサリオスもなんですよね。
普通、あの形になったら、簡単に交わされ離される。
そんな態勢から盛り返した。
あれはエアシャカールとダイタクリーヴァのケースに似て非なる形。
(これについても見分けもつかないやつがいることに笑える←その年のダービーは馬券下手の僕でも自信持ってダイタク切りアグネスフライトとエアシャカール1点的中)
GIであんなことできるのはグラスワンダーとかキタサンブラックくらい。
普通に、無事でいければダービーもこの2頭の着も同じワンツー超濃厚
…だけど
サリオスも並の馬ではないから、少し余裕かまし過ぎたり不利をくらうと、いつぞやハープスターのオークスみたいに捕らえきれず2着になってしまうかもしれません。
(一応、アドマイヤがこいつら並のバケモノだったら食い込むかもですが)
枠は関係ないレベルの馬だと思いますし、府中ならば武豊の十八番みたいな内から外への持ち出しをロスなくしやすいので取りこぼし率は大幅に下がる。
でもね、よりによって断然の1番人気で、こんなときに致命的な不利被ったりヘマするのが我らが祐一だったりするんですよね…
(自分とまったく同じ日同じ頃に生を受けた人間に対して言うのもなんですが)
今回の死に枠からの勝ちもですが、ケイティの帝王賞での出遅れ勝ちやワグネリアンのときに致命的な不利ともいえる大外引いて勝ったりという、案外そういうときに跳ね返して勝つのだけど、1番人気、好枠をいかせないどころかやらかすって神がかったキャラなんで。