84件のひとこと日記があります。
2024/07/27 19:27
シュヴェルトリリエは天国に旅立ちました
以前、調教中に怪我をして天国に旅立ったルクスグローリアがいましたが、
レース中の事故によるものは初でした。
本日、新潟4Rの直線で、シュヴェルトリリエは右トモ第1趾骨の粉砕骨折を発症して帰らぬ馬になってしまいました。
終始外から18番松岡騎手のプレッシャーもあってか、直線でバランスを崩したように見えました。
新馬戦以降の流れが嘘のように悪くて、特にここ2戦は鼻差、カラ馬の影響と不運の連続でした。
今日こそは不運の連鎖を断ち切ってくれるだろうと期待していたのですが・・・。
名牝リスグラシューの初仔、かつ私の命名馬だったので、世代で一番思い入れの深い馬でした。
晩成型で、無事ならば古馬になってどんな活躍ぶりを魅せてくれたか。
レース後はもの凄くショックで、暫くボーっとしてましたが、
夕方に気を紛らわせるようにお酒を飲みつつ、何気なくXでファンの投稿を見ていると、
シュヴェルトリリエを応援してくれていたファンがこんなにもいたのかと、
気付くと涙が流れていました。
皆様から愛され、名前を呼んでもらえて、気持ちが救われた気がします。
シュヴェルトリリエも最後は辛かっただろうけど、大怪我をしながらも踏ん張って、
坂井騎手を振り落とさず、怪我をさせなかったのだから立派なものです。
その立ち振る舞いは名付け時にイメージした「貴公子」そのものでした。
そんな強い馬に育ててくれた関係者に感謝しています。
悲しい日記を今後は書きたくありませんが、
シュヴェルトリリエが戦ってきた日々を忘れないよう、記録として残します。
関係者の皆様、応援してくれた皆様、ありがとうございました。
シュヴェルトリリエのご冥福をお祈りします。