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2019/11/26 19:43
鋭さは全くないのに・・・6 (第2章最終回)
タカフミが帰る時
「今日の事誰にも言うなよ!」って言われた
そりゃ、当時彼女がいたからバレたら修羅場だけど
「どうして彼女いるのにあんな事したの?」って聞いたら
「部屋に男を招き入れるってことは、そういう意味なんだぜ?
それで何もしなかったら失礼なんだぞ!そういうの常識だからな」
「そ・・そうなの?」
「そういうの、望んでないんだったらどんな事情があっても異性を部屋に連れ込んだりするな!」
「私が・・・悪いの?」
「ひとつ勉強になったな!この教訓を今後はしっかり生かせよ!誰にも言うんじゃないぞ」
念を押された
男はいつもそうやって言いくるめて私を丸めこもうとする
言い返せないから、釈然としないのに・・・分かってないのに、分かったって言っちゃう・・・
ズルいな・・・
イースターも、自分から告白してきたくせに、みんなには秘密にしとけって言った
反論しても、どうせまたなんか理由付けられて言いくるめられるんだ・・・
私が・・バカだから・・言い返せないからいけないんだ・・
まどかちゃんや拓海くんみたいに
正しくてもそうじゃなかったとしても
自分の主張をハッキリ言える人ってうらやましいよ・・
いつも丸めこまれて
「ゴメン・・私が悪かった・・・」って謝ると
相手はそれで解決したって思ってるんだろうけど
私の中ではちっとも解決なんかしていない・・
そういうのが続いていくと、だんだん恋愛感情って冷めていくんだよね・・・
念願の彼氏ができたはずなのに、浮かれることもできず
1年かけて・・どんどん冷めていってしまって
もう、私からはLINEとかほとんどしなくなっていて
それでもイースターが山梨に帰ってくる時は会ってた
もう・・別れようかな・・・・
そして、ある日・・・
イースターとイオンモールに行った時にあの2人に偶然出くわした時、私の運命が変わった