1/6と答が決まってるサイコロでも10回

1/6と答が決まってるサイコロでも10回振っただけでは、その1/6という答は導き出せません。ましてや走る馬も頭数も枠も馬場もペースも騎手も違う過去10年の結果が、その年の回収率プラスになる予想を出せないのは至極当然です。確率的に言えば1/6のサイコロでもその試行回数は1/6の100倍以上の600回は振らないと何の意味もないです。ではなぜ競馬で過去10年データーのオンパレードなのか。それはそれが最も馬券を買いやすい、売れやすい指標だからです。簡単に言えばオッズを形成する材料です。そしてそれはいくつかの的中のようなものもあるのですが、終わってから誰だ外枠苦戦と言ったの、１番人気はこないと言ったのとか始まってしまうわけです。そんな統計的にはあまりにも少ない無意味なデーターを最も提供してるのは、JRA van とその他マスコミです。林先生も過去10年とか言ってますが回収率は悲惨でしょう。