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2018/10/26 13:56
北海道日本ハム指名考察
1位×根尾昂 内野手 大阪桐蔭高
外れ 吉田輝星 投手 金足農業高
2位 野村佑希 内野手 花咲徳栄高
3位 生田目翼 投手 日本通運
4位 万波中正 外野手 横浜高
5位 柿木蓮 投手 大阪桐蔭高
6位 田宮裕涼 捕手 成田高
7位 福田俊 投手 星槎道都大
育1 海老原一佳 外野手 富山GRNサンダーバーズ
指名予想した選手が結構当たったものの、巷では「ミーハードラフト」とか言われててやや凹んでるハムフラワです。
現在64人選手がいるファイターズは基本的に6人指名まで。それ以上は育成か、現有戦力の放出を必要としてしまいます。
一位根尾は予想通り。
根尾以外の一位はありえないほど、力ではずば抜けていたはずです。
指名理由としては、「根尾クラスのショートだから指名した」というのが本当のところで、実際二軍には獲得したばかりの二塁、三塁、遊撃が溢れている状態です。
本当に遊撃を獲得したかったのであれば、早めに宜保や中神の確保、隠し玉の発掘、それこそ海老原の次に内野手を育成2位指名すべきでしたので、今年に関しては遊撃の獲得は重視していなかったのでしょう。
外れの吉田は順列通りの指名ですね。ナンバーワンが獲得できなかったことでナンバーツーに行ったわかりやすい指名です。左腕や即戦力投手、野村佑希や渡辺勇太朗走らなかったので、一位のテーマはズバリ「話題性のある大スター候補」という大前提だったのかと思います。
2位は今成スカウトが絶賛する右の大砲野村を内野手で指名。高浜や今井が欠場した際に三塁守備を森本やらなんやらに任せていたので、二軍試合数が増えた分、1ポジション2選手併用制を敷くことが可能になったということで、野手の数的補強が可能に。
3位生田目は即戦力セットアップでしょう。上背がないぶんファイターズの傾向から外れるためハムフラワ のリスト外にしていましたが、岩舘スカウトが絶賛しています。郡や清宮など、近年岩舘の活躍が光ります。岩舘おめでとう。
4位万波について。
賛否分かれますが、今年の候補の中で唯一センターを期待できる選手です。先述しましたが1ポジション2選手制が可能なので、姫野、森山らと同時に育成するのでしょう。5位で獲得できたかは微妙だと思います。どの球団がどの順位で指名しても「もっと下で獲れた」と言われるはずです。
バランス度外視でいいなら2位渡辺、3位柿木が良いくらい今年の高校生投手は実力派揃いです。でもそんなことはできないのでこの順位に柿木が残ってて飛びついて正解です。柿木は確かに評価が難しい投手です。あれが完成形なのか、まだ成長するのか判断に迷う選手です。明らかに伸びしろがありそうな引地が先に呼ばれるのも分かります。
6位田宮は小柄小柄と言われますが、サイズは近藤健介ぐらい。1.8秒スローイングの強肩、俊足、左打ちで捕手という希少性は評価されると思ってました。捕手は「個性」が路線ですね、最近のファイターズの。
7位福田
春に見たときはフォームもバラバラ、ランナーためて、結局0に抑えるみたいな投球が多く、即戦力ではないとの印象でした。7位で地元の大卒140キロ投げられる左腕が獲得できるなら美味しいです。
育成1位海老原
さて、問題のこれですよ。
創価高校、創価大学、富山。
怪しい...。とっても怪しい指名。
左のスラッガータイプなら森山も今井もいるし、わざわざ育成枠使ってまで獲得するタイプの選手ではない。
二軍の試合数が増え、二軍の怪我人続出したときに65人じゃ対応できない。だから育成を設ける。
ならば、育成枠の選手セレクトはセンターを守れる新潟アルビレックスの菊地悠人や西日本短大付属の中村、ショートを守れる(二塁三塁も守れる)奈良の米満や、提携する石川ミリオンスターズの神谷らで良かったはず。
それを左のレフト専門スラッガーとは...。
先述しましたが現有戦力64人に、ドラフト補強をかけると70人枠を越えるため、この枠外獲得となったはず。
にしては選手セレクトに疑問がある。経歴に関したコネクションを疑ってしまう。
もしくは、森本や故障した二軍選手の育成落ち措置を今後とるつもりであるが、育成枠を設けないと宣言している以上その措置をとることが難しい。そのため、育成ドラフトに参加する「サプライズ」を、育成枠を設けるパフォーマンスとして1人指名した。目的は海老原でなく、現有戦力の活用方法確保のためなのではないだろうか?と勘ぐってしまいます。
支配下ドラフトだけで71人となるため、複数名のトレードや戦力外が今後あるであろうが、二軍の試合数増に合わせた補強なら、ショートは追加補充が必要です。