ﾌｧｲﾀｰｽﾞCSﾌｧｲﾅﾙ敗因は？

ﾌｧｲﾀｰｽﾞCSﾌｧｲﾅﾙ敗因は？

Fighters
●１試合平均得点
ｼｰｽﾞﾝ=4.11点
ＣＳ==4.66点
　ｼｰｽﾞﾝ中より一試合当たりの得点を0.55増やしてみせた。中田や陽、小谷野など、走者を置いた場面での一発が得点源となっていた。

●１試合平均失点
ｼｰｽﾞﾝ=3.95点
ＣＳ==3.50点
ＣＳ序盤=11失点
ＣＳ中盤=５失点
ＣＳ終盤=５失点
　こちらも失点数を減らしている。しかし、CSﾌｧｲﾅﾙ21失点のうち、1回から3回は11失点。4回から6回は5失点、7回以降は延長戦もありながら5失点。先発投手のまずい立ち上がりが、試合の流れを相手に渡す起点となっていた。

Hawks
●１試合平均得点
ｼｰｽﾞﾝ=4.21点
ＣＳ==3.50点
　とはいえ、ｼｰｽﾞﾝでは１試合4.21点取っていたｿﾌﾄﾊﾞﾝｸ打線を、１試合平均3.50点まで抑え込んだのも事実。リリーフは経験豊富な選手が多いが、先発は３年目上沢、２年目大谷、１年目浦野と若手が主体だったチーム事情も影響した。浦野はその中でも好投したが、ベンチの継投ミスでサヨナラ負けを招き初戦落とした。
　その中で、絶対に負けられない第４戦にベテラン木佐貫･実力派ﾒﾝﾃﾞｨをつぎ込んだにも関わらず敗戦し、ｿﾌﾄﾊﾞﾝｸに王手をかけられたことはチームのＣＳプランを大きく崩壊させたに違いない。