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2021/07/18 04:10
アルナシームの体型や走法から今後のモデル
アルナシームの体型や走法から今後のモデルケース(最良パターン)になるであろう「ドリームジャーニー」のレースを新馬から有馬記念まで見てきた。
ドリームジャーニーも420kgそこそこの小さい馬体でありながらスパート時には回転数を上げて大外をまくっていく走りでG1をいくつも勝っているわけだが、この馬の走法は「ピッチ走法」かと言われれば大枠ではそうなるのだろう。
ただ、他と比べてそう見えるだけでほんとうは自分の馬体なりに手足は伸びているし、一概に短距離馬のピッチ走法とは違い、回転数を上げることに秀でた馬であったことは距離の限界がなかったことからもうなずけるだろう。
とはいえこの馬は万能ではないことは戦績からもわかる。
長い直線の府中では一度も連対を果たしていない。
この馬は小さい身体の利点を活かした「減速せずに」コーナーでを回ることが他馬より得意で、そのままトップスピードで押し切るというレースが、府中ではできず、他のストライド走法の馬が逆に得意にしていたりする分で負けてしまっている・・というのが結果から見える特徴だろう。
この名馬にしてこの傾向なのだから、アルナシームの府中参戦は苦戦が予想される。(今現在、次走は東スポ杯となっているが・・)
あえて、苦手そうな府中を試してみるというのもいいが、なかなか上手くは行かないのでは無いかと思う。でもここで勝ち負けできるなら本物ということがいえるだろう。
その後、ホープフルSに向かうのかはわからないが、そちらの方がアルナシームの本領を発揮する土台は整っているように思える。