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2016/09/08 15:40
レッドクライム(第17回) 阪神:芝1800m
鞍上はM.デムーロ→川田→藤岡康。彼には悪いが、藤岡康Jに対する個人的評価は
決して高くない。が、ここ3年成績を上げ続けている事は認識している。最悪なのは、
漫然とした後方追走から大外ブン回して届かず、という乗り方。これだけは避けて
貰いたい。調教で乗ってキレないことは分かったはず。
一方、厩舎コメントには「平行線」という表現が出てきた。リップサービス期間の
終了を感じさせる。(苦笑)
最終追い切りはCWでタスクフォースと併せて0.2秒の遅れ。相手は調教捜査官の
好評価を得た馬であり、外を回ったとは言え、この遅れはやや不安だ。それでも、
前走の最終追い切りよりは好タイムである。
コース的には、典型的なスローの上がり勝負になりやすい。当然、ディープ天国
である。前走上がり最速と言っても、スパッとキレたわけではない。むしろ早くから
大きく手を動かして4Fをズブズブ、ジリジリとバテずに乗り切ったという印象だ。
それでも、トモが出来ていないためかふらつく場面を見せながらも、最後まで追えた
のは一歩前進と言える。気になっていた物見もしなかったし、発汗も新馬戦ほどでは
なかった。
出来れば直線勝負を避け、早めから仕掛けて主導権を握りたい。それにはある
程度の位置取りが必要だが、それだけの行き脚が付くか。もう一つは最後まで
真っ直ぐに走れるかが課題だろう。
前走は自分より内側の馬たちの前残りレースで4着。馬体の完成度を考えれば、
潜在能力を示したとも言えよう。急に良くはならないだろうことは、衆目の一致した
ところ。
焦りは禁物だが、6月に三頭併せを行ったアドマイヤウイナーとトリオンフは、
共に北海道で新馬勝ちし重賞に駒を進めた。同期の僚馬達に続いてもらいたいものだ。