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2017/10/20 17:17
レッドクライム(第32回) 吉澤ステーブルで鍛練中
クライムが初めての本格的な休養に入って3ヶ月が過ぎた。順調に夏休みを
過ごして来たかに思えたが、先月の浦河からの輸送で熱発と体重大幅減という
躓きがあった。これで作り直しを余儀なくされ、復帰戦は想定より遅れること
だろう。そして夏の間に馬体の成長を、という期待も吹き飛んだ。
思い起こせば、2歳春の浦河→EAST輸送でも同じ事があったが、今回の方が
程度が重かった。福島への輸送でもガレ気味だった事を考えると、遠征のリスクは
気になるところだ。
残念ではあるが、これから目に見えて大きくなることは期待薄に思える。今後は
筋肉の張り等の「質の成長」を見守りたい。
しかし、大きすぎて脚元に負担がかかるよりはいいだろう。母譲りの丈夫な
脚元は1歳時から定評のあるところ。ちなみに、母の評価は「乾燥度抜群の脚元」
だった。さらに余談だが、母からは端麗な流星も譲り受けた。母の流星の下部を
短くしたような形をしている。少なくとも外観は父似ではなく、ほぼ母そっくり
である。
話を戻すが、ともかくこの体で戦っていくしかない。ハーツクライ産駒は
(トニービンの影響もあるだろうが)決して筋肉量豊かなタイプではないだろう。
また、トウカイテイオーも3歳時はこれくらいの体重だったし、トウカイポイント
おじさんもそうだった。母父テイオーの活躍馬も460〜470kg近辺が多い。馬格
だけが強さの指標ではないと思いたい。
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