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2018/05/06 19:20
レッドクライム(第40回) 木曽川特別(笠松:D1400)
想定外の事が続いている。転厩した上に初めての地方交流戦とは。笠松
では泣く子も黙る佐藤Jを手配できたのは上々だったが、絶対に避けた
かった馬番1番を引いてしまった。
さて、早速笠松について。とにかく小さい。JRAローカルの芝2000mの
スタート地点をイメージしてみよう。そこが今回の1400mのゲート位置に
なるのだから、全体のサイズが窺い知れる。そして、直線がやけに短い。
その分サイズほどにはコーナーは極端にきつくはない。クライムにとっては
その点はいいだろう。
このコースの傾向はとにかく外有利、前有利だ。超小回りを実感する
のは、2角を出た辺りで早くも残り800mの見当だということ。JRAの
レースを見慣れている向きには忙しく感じるかもしれない。
それから、パドックにも特徴がある。日本では珍しい、コースの内側に
あるのだ。と言うよりも、田畑の中にあると言っていいだろう。(笑)
大勢の人に囲まれてテンションが上がったり集中を欠いたりしやすい
クライムにとっては、これも好都合だろう。
あと、笠松と言えば白い砂だ。てっきり南の方の浜砂(海砂)かと
思っていたら、木曽川の川砂らしい。それで昔の記憶を辿ってみたが、
鉄道で木曽谷を旅した時に、川の巨岩が白っぽかったのを思い出した。
話をレースに戻そう。この枠を引いてしまった以上、まずは先手必勝だ。
距離が短いので、一気呵成に粘り込むしかない。先手を取り損ねた場合は、
向正面に入ってすぐにも捲り始めないと間に合わないだろう。まあ、その
あたりの按配は鞍上に任せよう。兎に角ここを使う以上は勝利以外に価値は
ない。ある意味崖っぷちとも言えよう。土壇場で起死回生の快走を期待する。