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2020/06/04 15:56
テイオー血脈2018年産の期待馬
◎ セータステソーロ(父ハーツクライ、母デライトポイント:牡)
きょうだいでハーツクライ産駒は5頭目。外見はレッドクライムに
最も似ている。当歳時で比べると各パーツも似通っているが、筋肉の
メリハリは弟の方が上に見える。適条件はレッドクライム、ルベルアージ
同様ダート中距離と予想する。
レッドクライムはJRA全10場のうち、東京だけ走る機会が無かった。
本馬は関東馬なのでそのチャンスはあるだろう。東京は合うと思うので、
ぜひ頑張ってもらいたい。
◎ トーカイキング(父ヴィクトワールピサ、母ポポチャン:牡)
きょうだいのケントヒーロー、ケントオー、ケントマンボ、ベスト
クィーンと同じ馬主、同じ厩舎。またお馴染みのメンコで走る姿を
見られるというわけだ。これまで牡馬はケント冠が付いたが、本馬の
馬名は趣が違う。長きにわたって活躍してきたケントオーと入れ替わる
様なタイミングで登録されただけに、後継者として育って欲しい。
◎ ブラックライフ(父ブラックタイド、母トウカイライフ:牝)
姉ルーチェデラヴィタと同じくJRA育成馬で、ブリーズアップセールに
おいて全体の2番目という高額で購買された。JRAが早期育成にシフトして
いるだけに、姉同様早い時期の勝ち上がりを期待したいが、こちらの方が
完成までにはやや時間を要するか。
姉は徐々にダート向きの雰囲気を出しつつあるのに対し、本馬は芝向き
なのかなという印象。ただ、これも途中で変わるかも。(冷や汗) それと、
父ブラックタイド×母父トウカイテイオーは、イメージよりも短い距離で
走ることが多い。
◎ マジカルステージ(父モーリス、母オツウ:牝)
福島牝馬S、ターコイズSで3着だったオツウの初仔。テイオー血脈馬と
しては久々のノーザンファーム生産馬でもある。また、新種牡馬として
期待の高いモーリスの初年度産駒になる。
これまでロベルト系の牝馬は活躍出来ないと言われてきたが、今年の
オークスはそのロベルト系牝馬のワン・ツーだった。血統の常識というのは
常に上書きされるものだ。
両親が共に大柄な馬であった割には平凡な馬格ではあるものの、調教Vを
見る限り前進気勢は旺盛なように見える。ただ、この血統らしくジリ脚気味で
詰めの甘そうな印象は感じる。早期デビューが見込まれるが、父も母父も
晩成だっただけに、どこかで大化けして欲しい。