テイオーの牝系を辿る旅 ：２５代母 〜２７代母

【２５代母 Snake Mare】１７１５年 英国産、父 Snake 。

【２６代母 Luggs Mare】１７０５年 英国産、父 Luggs 。

【２7代母 Davill’s Old Woodcock Mare】１７００年 英国産、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　父 Davill’s Old Woodcock 。

　辿れるのはここまでである。古い馬は今のような馬名ではなく、
「〇〇の娘（繁殖牝馬）」としか記録されていない。当然ながら複数の
馬が同じ呼称を持つケースが珍しくない。生産年等で識別するしか
ないが、それもどこまで信用できるのかは定かではない。
　例えば、Davill’s Old Woodcock Mare は１６９０年産としている
ソースもある。またその父 Woodcock は当時、複数の同名馬がいたと
伝えられており、どのWoodcock なのかも疑問を挟む余地がある。

　取り敢えず、２１代母 Tuberose までは信頼できると思われるが、
その先は少々曖昧な部分が含まれてしまう。特に２２代母 Grey
Stariling と生産年が離れすぎているのが気になる。

　以上、テイオーの牝系を辿ってみたが、副次的な未知のエピソードに
出会ったりして楽しめたし、勉強にもなった。せっかくなので、次は
牡系も辿ってみようと思う。