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2022/09/22 16:30

ロバートソンキーのオールカマー

 9月25日の産経賞オールカマー(G2)にロバートソンキー
挑む。中山2200mはベストな舞台とは言い難いが、本線の東京重賞
から逆算しての臨戦ではなかろうか。だとしても、ステップレース
などと言っていられる立場ではないので、それなりに仕上げてはくる
だろう。冬場だと絞るのに苦労する体質なので、この時期は調整
しやすいはずだ。8、9月の成績が(2-1-1-0)であることが、それを
示している。

 最も懸念されるのが、左回りに良績が偏っていることである。
2年前の菊花賞トライアルで関東馬であるにもかかわらず、セント
ライト記念ではなく神戸新聞杯を選択したように、陣営もある程度は
認めているのかもしれない。
 だが、私は左右の回りよりもコース形態ではないかと思っている。
本馬には直線が長く坂のきつくないコースが向くと考える。京都が
使えない今、該当するのは左回りの3場ということになる。

 そういう意味からも中山は確かに不向きかもしれないが、内回り
2000mではなく、外回り2200mであることはまだ希望がある。この
コースは1角を過ぎて4角まで大きな弧を描く独特な形状をしている。
向こう正面から緩やかに下ってロングスパートになりやすいので、
距離以上のスタミナと持続力が問われるのは好材料だ。

 巷間の事前予想では「デアリングタクトステイゴールド系を
絡めれば間違いない」的な見方が専らである。確かに中山と言えば
ステイゴールド系のイメージが強い。ただ、通年成績に比べると
オールカマーは突出して強いわけではない。
 これはこの時期の中山が、洋芝をブレンドしない野芝オンリーで
施行されることが要因であると推測する。ステイゴールド系に
してみれば、もっとパワーが求められる馬場が向くだろう。

 対して、ロバートソンキーの野芝実績は(2-1-1-0)である。中山
実績は誰もが言及するが、野芝実績に注目する向きは少ない。その
あたりが人気の盲点になってくれないかと、密かに期待する。あと
心配なのは天候である。

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