レーベンスティールの復活なるか

　エプソムカップにルメール騎手で出走予定。もうここは負けられないし、相手は関係ない。自分との闘いだけだ。
　このレースは例年梅雨入り時期と重なるため、東京芝1800の一般的なイメージからは遠く離れた傾向が出ている。馬場が重くて荒れていることが多いので、外枠が有利で、上りもそれほど求められない。
　ただ、今年は梅雨入りが遅れていることもあり、良馬場の可能性が高い。そうなると枠も馬場もフラットで、このコースらしい能力勝負になるだろう。そして内過ぎない偶数枠を引き当てた。レーベンスティールには願ってもない好条件だ。それだけに、取りこぼせばもう言い訳は出来ない。

　近２走は気性的な問題もあるが、根本的には調整過程に原因があると見ている。香港は国内でやり過ぎ、新潟は本数こそ足りていたものの、内容が少し薄かった。今回は１週前までは丁度良い塩梅に思えたが、問題は最終追いをどう評価するかだ。強烈に引っ掛かっていたのがどうしても気になる。レースへの影響は予測しがたいが、ここはもう馬の力量で勝ってもらうしかない。