オシゲがオープン入り

　今年に入って、ほぼ３か月間隔で３勝。着実に階段を登り続け、母オツウの背中を追ってオープン入りを果たした。

　相手が少し楽になったのと、得意の夏場、得意の中京。さらには前が速くなりそうなメンバーと、条件は揃っていた。レース内容は鞍上のコメント通り。想定された展開でラチ沿いを確保。直線でそのまま内に居たら間違いなく詰まっていただろうが、コーナーを利用して一気に外へ持ち出した。
　中京ダート1800ｍ良馬場の各馬の持ちタイムは、１番人気馬の１分５３秒０が最速だ。それを０秒６上回って突き抜ければ、他馬が太刀打ち出来ないのは当然のこと。オシゲの調子の良さと能力アップが目を引いた。

　ここまで良化が顕著であれば、次の目標が楽しみになって来る。今後は牝馬限定の交流戦が主戦場になるのだろうか。何としても、オツウが果たせなった重賞タイトルを手にして欲しいと願っている。