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2024/10/24 16:56

レーベンスティール、試練の8枠

 決まったものは仕方ない。この枠だからこそ、ルドルフ・テイオーの無念を晴らせるのだと思うようにしよう。天皇賞秋に限って言えば確かに死に枠かもしれないが、コースそのものだと意外にも枠の差は小さい。

 やることは変わらない。ゲートの上手さを利して先行し、他馬の後ろに着ける。隣のシルトホルンが逃げ宣言とか言う話もあるが、エプソムカップでも結局逃げられなかった。ゲートの出自体は決して速くはないので、邪魔にはならないだろう。
 ノースブリッジホウオウビスケッツは馬主こそ違えど、同厩舎で岩田親子。やり合わずに縦位置になりそう。その後ろを取りたいところだ。ペースは落ち着くと思われる。
 もし乱ペースになるとしたらマテンロウスカイが逃げた場合だが、おそらく控えるのではないか。

 1番人気想定のリバティアイランドのゲートは多少ばらつきがあるので、この馬がどのポジションになるかが最大の鍵だ。溜めて脚を伸ばすような体型ではなくなってきているようにも見えるから、ある程度のポジションを取ると予想する。
 勝負どころでは多分近くにいるベラジオオペラが早仕掛けを打ったとしても、つられずに後方の馬との勝負を忘れてはならない。

 レーベンスティールはトップスピードの速さとその持続力を兼ね備えた上に、ラスト1Fの減速率が小さいところが武器である。これはG1馬たちと比較しても優っている。したがって、道中で引っ掛かったり追い出しのタイミングを間違えない限り、自分より後ろの馬に差されることはないだろう。もし差されたら、相手を褒めるしかない。

 今回の1週前追い切りでは珍しく舌を出していた。反応の鈍さを考えても、従来の時計では馬が遊んでしまうのだろう。最終追い切りは結果的に時計が速まって、気が乗っていた感じだ。その分力んでいたように思う。
 この様子だとレースに行ってまた掛かる恐れがある。ルメール騎手の表情が冴えなかったのはその辺りではないだろうか。ただ、エプソムカップの時は調教で掛かって、レースではスムーズだった。だが、オールカマーは逆のパターンになった。これは実際にレースになってみないと分からないところがある。

 相手も枠も厳しいが、これもレーベンスティールが背負った運命だ。自らの脚で運命の扉を開けろ、レーベンスティール

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