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2024/11/18 15:12
ブレイブスマッシュ産駒、初のG1制覇
先週土曜、コーフィールド競馬場1400mで施行された Sir Rupert Clarke Stakes で、ブレイブスマッシュ初年度産駒の Kimochi が勝利した。同産駒はこれまで、G1候補と目されていた Brave Helo と Brave Mead が相次いで不慮の事故により他界するという不運に見舞われてきた。そうした試練を乗り越えての初のG1馬誕生である。
Kimochi は元々高額馬でもなく、有力厩舎に鳴り物入りで入厩した訳でもない。しかし、新馬戦から高い能力を示して将来を期待されてきた。その後順調に出世し、G1でも善戦はするのだが惜しいレースが続いていた。
そうして迎えたこのレース、スタート後にすぐ最初のコーナーが待ち受けるコースで、14頭中13番ゲートという不利な枠を引いてしまった。さすがに今回も厳しいかと思われたが、距離ロスがありながらも猛然と1番人気馬に襲い掛かり、半馬身差で差し切って見せた。
鞍上のクレイグ・ウイリアムズ騎手は馬上で何度も指を7本立てて、このレース7勝目をアピール。どちらかと言うとクールな印象を持っていたのだが、最後はフランキーや典さんのようにフライング・ディスマウントまで披露して見せた。(こんな人だったかな?)それだけこの勝利を喜んでくれていると思うと、余計に嬉しくなった。
Kimochi は今週末のG1にも登録があるが、おそらく今期はこれで休みに入り、秋シーズンに再度G1を狙ったのちに繫殖入りするのではないか。配合相手は、ユーロンがシャトル権を持つパンサラッサが候補に挙がっている。
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