マグナレガリア、障害で初勝利を目指す

　平地未勝利のまま障害に転向したマグナレガリアは、初勝利まであと一歩のところまで来ている。今週は新潟で待望の勝利を狙う。

　テイオー血脈馬の障害勝ち上がり率は優秀だ。現役ではオオキニ、ディープレイヤー、アルデドゥオーモがすでにオープン入りを果たしている。これにマグナレガリアが加われば、OP戦での対戦の可能性が高まる。

　気になる点は、関西馬のオオキニを除くと、主戦がいずれも五十嵐騎手だということ。昨年調教師試験に落ちた時、西山オーナーに「来年また頑張ります」と報告したらしい。
　ということは、そろそろ試験専念かと思う。実際、８月１０日のディープレイヤー勝利を最後に騎乗していない。先日のアルデドゥオーモは乗り替わっているし、今週のアルデドゥオーモとマグナレガリアもほかの騎手が乗る予定。

　アルデドゥオーモはシングンマイケルの主戦だった金子騎手が、マグナレガリアはオオキニの主戦である森騎手となっている。後者は栗東の騎手なので、今回は単発かと思う。
　今後の関東勢３頭の主戦がどうなるかは注目したいが、まずはマグナレガリアに勝ち上がって欲しいものだ。