改めて、レーベンスティールの騎手問題

　騎手は結果的にニュートラルな騎乗をする津村騎手で良かった。最後にサトノに軽い迷惑をかけたのはご愛敬。武騎手が声を出していて岩田父は気付いていたが、津村騎手は興奮していて分からなかったようだ。

　チェルヴィニアと本馬の騎手がギリギリまで決まらなかったのは、おそらく戸崎騎手の取り合いになっていたと推測する。戸崎騎手はもちろん優秀な騎手だが、一つ大きな欠点があって、大事なレースで仕掛け遅れるポカをすることがある。本馬の雨の１勝クラスとラジニケはその典型だ。レーベンには助走区間が必要だと先に述べたが、ルメールやモレイラはさすがにその辺りを心得ている。

　気性難なので池添騎手を乗せたら、という声もあるが賛同しかねる。川田騎手の時にも述べたが、気性難だからこそキャラの立った騎手はそれこそギャンブルだ。馬の個性に合わせてニュートラルな騎乗をする騎手がいいと思う。