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2025/11/16 20:25

レーベンスティールのマイルCS

 今回は可能性について、なるべく客観的に探って行きたい。京都は初めてなので、京都で施行された良馬場のマイルCS近5年と、レーベンがマイル質ラップで走破したエプソムカップ及び毎日王冠の比較を中心に進める。

 まず京都外回りコースの特徴だが、平面的には大きな3〜4コーナーに見えるが、イメージよりもそれぞれのコーナーがきつく、その中間に「偽のストレート」とも言える直線に近い箇所がある。ちょうど東京と左右逆回りにした感じだが、東京の方がコーナーは緩やかだ。また、直線は1F分東京より短くなる。
そして立体的には何と言っても3コーナーの坂が最大の特徴になる。ここのアップダウンを考慮しても、マイルコースの中ではやや中距離質の脚が求められる印象だ。

 続いてラップの考察をしてみよう。良馬場の京都マイルCS近5年と、レーベンエプソム・毎日王冠のそれぞれの平均全体ラップは、どちらも11,6秒である。この時点で、マイルが忙しいという指摘は当たらない。
 そしてハロン毎のラップだが、スタートはやはりマイルCSの方が速い。しかし3コーナーの坂で緩み、下りに入って加速ラップを刻んでいく。直線に坂が無い割にラスト1Fの減速が大きいのは、下り坂からのロングスパートになるからだろう。
 東京は「偽のストレート」前後が巡航区間になりやすいが、京都は下り坂なので早目の加速区間となり、巡航区間が存在しない。しかも、坂の前後で緩急が発生する。

 これらを勘案すると、やはり下り坂から4コーナーまでが最大のポイントになるだろう。レーベンの武器であるラスト2Fの爆発力を発揮するにはその前の助走区間が欲しい。
 東京だとコーナーから坂下までがそれに当たるが、京都は下ってから4コーナーに至る区間になる。ここで包まれて踏み遅れたり、大きく振られて減速しながら回るようだと厳しい。

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