これでいいのだ

やっぱりというかなんというか、急遽ダービー目指してプリンシパルステークスを予定していたレッドソロモンは、歩様の違和感があることからしがらきへ放牧となりました。

元々炎症を起こしていたトウ骨ではなく、今度は肩の関節という診断のようですが、結局は治りきっていなかったということなんでしょう。

今回の件では残念とか悔しいとかいうよりも、２つの点でホッとしたという方が大きいです。

１つは単純にこれでしっかり休めるということと、もう１つはソロモンがちゃんと異常をアピールできる馬だということです。

これって結構大事なことで、人間でもそうですが、ちょっとしたことならガマンできちゃうタイプがいるんですよね。

勿論何事もなかったかのように終わってしまうパターンもあるかと思いますが、競走馬の場合は一線越えたらジエンド、ですからね。

そういう意味で、違和感を表に出せるというのは事前に大きなリスクを回避できる要素であるわけで。

強い追い切りしちゃってから重症になるよりも、少しでもおかしいところがあれば、しっかり休みたいアピールできるのは立派な長所ですよ。

これで、秋に向けてどのように進めていくのか、陣営も馬の状態みながら見極められますし、ベストな選択がなされるかと思います。

まぁ私達も連休になりますし、しっかり休んでちょうだい。