菊花賞の思い出 その１１

９４年 第５５回菊花賞
１ スターマン 藤田
２ マルカオーカン 河内
３ キョウトシチー 松永幹
４ ナリタブライアン 南井
５ スティールキャスト 角田
６ バンブーフェリーニ 田原
７ インターライナー 的場
８ エアダブリン 岡部
９ ラグビーカイザー 柴田善
１０フェスティブキング 菊沢徳
１１アドマイヤコール 上村
１２ヤシマソブリン 坂井
１３ウインドフィールズ 東
１４サムソンビッグ 小島貞
１５ゴーゴーゼット 村本

ナリタブライアンの三冠達成に注目が集まった、９４年の菊花賞。
８４年シンボリルドルフ以来の三冠達成に、期待が高まる。
９４年の菊花賞は、ナリタブライアン一色になった。
スティールキャストが大逃げを打つも、ナリタブライアンは中団で、悠々と構えている。
直線でナリタブライアンが早くも先頭。
ヤシマソブリン等が懸命に追うが、差は開く一方だった。
その強さに当日中継した、関西テレビ杉本アナウンサーは「弟は大丈夫だ。ナリタブライアン三冠馬になりそうだ。ナリタブライアン！ナリタブライアン史上５頭目の三冠馬。１０年ぶり」と、実況しました。
三冠を達成した馬で、皐月賞、ダービー、菊花賞とレースごとに着差を広げたのは、ナリタブライアンだけでしょう。
あの強さは、今も忘れられません。