菊花賞の思い出 その１３

９６年 第５７回菊花賞
１ サクラケイザンオー 横山典
２ カシマドリーム 的場
３ オンワードアトゥ 小林徹
４ フサイチコンコルド 藤田
５ インターフラッグ 南井
６ ロングカイウン 角田
７ メイショウジェニエ 河内
８ マウンテンストーン 高橋明
９ マルカシーズ 福永
１０ロイヤルタッチ 岡部
１１ローゼンカバリー 柴田善
１２ダイワセキト 松永幹
１３フサイチシンイチ 田原
１４ミナモトマリノス 佐藤哲
１５マイネルスピリット 久保田英
１６ナムライナズマ 熊沢
１７ダンスインザダーク 武豊

クラシック有力候補と言われながら、春は無冠に終わった、ダンスインザダーク。
最後の一冠は譲れない、ダンスインザダークが１番人気に支持された。
ローゼンカバリーが、スローペースで逃げる。
ダービー馬フサイチコンコルドは、先行集団直後につける。
ダンスインザダークは、中団に控える。
残り４００ｍ。
先にサクラケイザンオーが、抜け出す。
フサイチコンコルドが、馬体を併せる。
ダンスインザダークは内へ入り、馬群を縫うように追い上げる。
また、フサイチコンコルドに負けるのか？と思った、その時。
ダンスインザダークが猛然と差して来た。
残り１００ｍでダンスインザダークが先頭に立ち、そのまま１着。
当日中継した、関西テレビ杉本アナウンサーは「ダンスインザダークが春の無念を晴らした。やった、やった、やった、武豊。ダービーの無念を晴らす凄い脚！」と、実況しました。
この後ダンスインザダークは故障してしまい、菊花賞が最後のレースになりますが、この時の強さは忘れられませんね。